2019年にレアル・マドリードに移籍し、話題の久保建英(くぼたけふさ)選手。
現在はビジャレアルにレンタル移籍中で、海外でもとても注目されていますが、パッと見身長はそんなに大きくなく、顔が幼いせいか、体格もごつい感じではありません。
久保選手の身長、体重はいくつなのでしょうか。
久保選手のサイズで世界で通用するのか。
世界で活躍する選手達と比較してみました。
久保建英の現在の身長、体重
久保選手の現在の身長は173cm、体重は68kgとなっていいます。
やはりそれほどサイズは大きくないですね。
日本の20歳頃の平均身長が172.3cm、平均体重は65.7kgとなっています。
体重は少し平均以上ですが、ほぼ日本人の平均的な体格と言えます。
現在久保選手が戦っているリーガエスパニョーラの平均身長は約181cmだそうです。
リーガエスパニョーラでは自分より10cm程大きい選手達と常に戦っていかなければなりません。
身長が10cm違うと言うことは、体重差もそれだけ大きくなります。
その様な環境で久保選手は通用するのでしょうか。
久保建英は世界で通用するのか
久保建英は世界で通用するのか。
その答えはズバリ・・・
「通用します!!」(言いきっちゃいました)
まず、久保選手がどうこうの前に、久保選手と同じくらいのサイズで世界で活躍している選手はたくさんいますので、サイズが小さいから通用しないという事はないでしょう。
それに、久保選手はいくつかの「強み」を持っています。
この強みが久保選手の世界での活躍を期待させてくれます。
久保建英選手の強み
私は久保選手の強み、特徴は「ボールタッチの上手さ」、「ドリブルの上手さ」、そして「メンタルの強さ」だと思っています。
ボールタッチが上手い
ボールタッチが上手いので、パスやドリブル等、自分がイメージしたプレーのアイディアを実行できるスキルがあります。
これは自身の才能や努力もあると思いますが、小さな頃からバルセロナの下部組織でプレーしてきた事で培われた部分もあると思います。
ドリブルが上手い
ドリブルに関しては体の軸がしっかりしていて、体を揺らしても倒れない強さがあり、ドリブルの緩急で相手を置き去りにするプレーが印象的です。
昨シーズン、マジョルカでプレーしていた際に、久保選手のドリブルを止めきれず、相手DFがたまらずファールをする場面を何度も見ました。
久保選手のドリブルは世界でも十分通用すると思います。
メンタルが強い
そして、大舞台でも気持ちで負けない強靭なメンタルを持ちながら、天狗にならずしっかりとした謙虚な姿勢を持ち合わせています。
試合後のインタビューなどでの受け答えも冷静で、しっかりとしています。
それでいてまだ19歳ですよ。将来が楽しみでしかたないです。
これらの久保選手の特徴からしても、世界で十分通用すると私は思っています。
久保建英と同サイズの世界的選手
先程「久保選手と同サイズの選手が世界で活躍している」と言いましたが、具体的にどのような選手がいるのでしょうか。
皆さんがご存じのあの選手も久保選手と同じくらいの体格なんです。
リオネル・メッシ (170cm、72kg)
まずは、皆さまご存じ「現代サッカーの神様」バルセロナ所属のメッシ(アルゼンチン代表)です。
彼は身長170cmしかありません。
ドリブル、シュート、パスどれをとっても世界最高のプレーをしますが、やはりメッシのイメージはドリブルです。
細かく素早いタッチでちょこまかするドリブルは身長の高いDFからすると逆に止めにくいと思います。
2015年のCL(チャンピオンズリーグ)準決勝のバイエルン戦で当時ドイツ代表で活躍していたDFのボアテングをドリブルで翻弄し、尻餅をつかせたプレーはとても印象的でした。
このようなプレーは久保選手にも期待できるプレーかなと思います。
ネイマール (175cm、65kg)
つぎに、何かと話題となるパリ・サンジェルマン所属のネイマール(ブラジル代表)です。
ネイマールもテクニカルかつ、予想外のプレーで見るものを楽しませる世界的な選手です。
ネイマールに関しては体重が久保選手より軽いです。
プレースタイルも関係しているかと思いますが、相手DFからタックルを受けて倒される(自分で倒れている?)プレーを良く見ます。
2014年のブラジルW杯で腰椎を骨折したり、リーグ戦でも足首を骨折するなどよく怪我をしていますが、それでも世界的なスター選手として活躍しています。
久保選手はプレースタイルもネイマールと違いますし、ネイマールよりは体格(身体のバランス)が良く見えるので、ネイマール程怪我はしないんじゃないかなと思っています。
ルカ・モドリッチ (172cm、66kg)
最後はレアル・マドリード所属のモドリッチ(クロアチア代表)です。
身長、体重ともに一番久保選手に近いサイズの選手です。
2018年のロシアW杯では大会MVPを受賞しています。
モドリッチのプレーの特徴は「正確なパス」と「守備への貢献」です。
チャンスやピンチを嗅ぎ分ける(予測する)能力にたけ、正確なパスでチャンスをつくったり、的確なカバーリングでピンチをしのいだり、まさにゲームを操っている選手です。
モドリッチの方が久保より低いポジションをやっているイメージですが、「ラストパスの精度」と「守備の貢献度」を上げて行けば、久保選手も第二のモドリッチになれると思います。(ちょうど同じレアル所属ですし)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
身長173cm、体重68kgと日本人の平均的なサイズの久保選手ですが、メッシやネイマールなど久保選手と同サイズの選手も世界で活躍しています。
久保選手の強み「ボールタッチの上手さ」、「ドリブルの上手さ」、「メンタルの強さ」を活かしていけば、久保選手も世界的な選手になれると信じています。
なによりまだ19歳なので、これからもっともっと伸びる可能性は大ありです。
早くレアルのトップチームでレギュラーとして活躍して、バルサとのクラシコでゴールを決める姿を見たいですね。
久保選手の高校、小中学校に関する記事もありますので、こちらも是非ご覧下さい。
⇒久保建英の高校はどこ?出身小学校や中学校、過去の成績もご紹介!